子供の時からトイレが近い

トイレの近さに困っている

私のトイレの近さといったら筋金入り、小さな子どもの頃からはもちろん、良い大人になった今でも続いているちょっと恥ずかしい、だけど毎度事が起きると大いに困った話です。

 

そもそも、人と過ごしているときにトイレに行きたいと申告するのは少し恥ずかしいものがありますよね。それが女の身ならばなおさら。そんな意識が頭の中にどっしり居座っているものだから、小学生のときに好きな子とディズニーランドへダブルデートに行ったときなんかは悲惨でした。あんなにトイレがあちこちあるのに、自分からは恥ずかしくて頻繁にトイレに行きたいと言い出すことができず、好きな人と過ごすドキドキ感よりも、漏らすかどうかの緊張感の方が勝ってしまい、なんとも言えない思い出となってしまいました。

 

こんなことがそれ以降の人生でもごく日常的にあり、人よりトイレに行く頻度が多い私はフランスへ留学していたときにはさらに地獄に落ち入りました。

 

まず公共のトイレがないんですね、日本と違って。大きなデパートとか国鉄の駅、カフェなんかにはあるけれど大抵の場合において便座がないんです。パリなんて3歩踏み出せばカフェがあるような街だけれど、誰がトイレ漏れそうになってカフェで飲み物注文してトイレ行かないといけないんです?しかもボーイさんは大変のんびりしていて注文に来るまでに10分は見積もった方が良い上、一人で入店の場合、盗難がデフォルトのこの国ではカバンを置いていくことができない。たくさんの重い教科書なんかを持ち歩いていた身としてはそんなところも苦労の種でした。

 

でもまぁ、それはまだあるだけマシな方で夜のデートの時なんかは最悪。美しいパリの夜景、セーヌ河のほとりでワインを飲んでピクニック。な?んてロマンチックな光景。だけど頻尿の私にとってはもう膀胱との戦いですからね。

 

冬なんて最悪も最悪。屋台でホットワイン買って温まったそばから即トイレ!の勢い。家にいても同じで、暖房が全然効かないから暖かい飲み物を飲んで温まるしかなくて、30分に2回はトイレに通うという優等生っぷりでした。観光バスでの旅行のときなんか言わずもがなですね。

 

まったく、おかげで私のモットーは「行ける時にはたとえ尿意がなくとも行くべし」となってしまい、日本の公共トイレの多さと質の良さには頭が上がりませんよ。
トイレの近さコンテストがあったら入賞は確実でしょうね。

洗顔